
自己脂肪由来幹細胞点滴で加齢による機能低下の改善が期待できます。
加齢による機能低下:フレイルとプレフレイル

加齢とともに、私たちの体はさまざまな機能の変化を経験し、病気やストレスに対する抵抗力が低下していきます。
この状態を「フレイル(虚弱症候群)」と呼ばれ、また、健康な状態からフレイルへと移行する手前の段階を「プレフレイル(予備の虚弱)」と呼びます。

フレイル・サルコペニアの概念
フレイルは単に身体的な問題だけでなく、認知機能の低下やうつ症状などの精神的・心理的な側面も含まれます。
フレイル(虚弱症候群)
フレイルは、主に高齢者にみられる身体的な衰えや機能の低下を指します。
これは、加齢に伴う生理的変化や病気、ストレスなどが複合的に影響して引き起こされるものです。
フレイルの主な症状は以下の通りです。
- 容易に疲労しやすい傾向
- 筋力や持久力の低下
- バランス能力の悪化
- 歩行速度の低下
プレフレイル(予備の虚弱)
プレフレイルは、まだ明確なフレイルの症状は現れていないものの、将来的にフレイルへと進行するリスクがある状態です。
プレフレイルの段階では、日常生活に大きな支障はないことが多いですが、以下のようなサインが見られることがあります。
- 一般的な活動への興味や意欲の減少(例:人と会うことや話すのが億劫になる)
- 軽度な疲労感が続く(例:以前よりも回復に時間がかかる)
- 運動能力の低下(例:歩く速度が遅くなったと感じる)
- 睡眠が浅くなった(例:ぐっすり眠れないと感じる)
脂肪由来幹細胞による症状改善
脂肪由来幹細胞は、私たちの脂肪組織に含まれる細胞で、脂肪細胞、軟骨細胞、骨細胞など、様々な細胞に変化できる能力を持っています。
これらの幹細胞は、単にケガや病気で傷ついた組織を修復するだけでなく、常に新しい細胞を作り出すことで体全体の新陳代謝を支える重要な役割を担っています。
この働きによって、身体の加齢性変化(フレイルやプレフレイル)による身体能力の低下や、ストレスによる影響を受けやすくなった状態など、様々な程度の身体症状の改善が期待できます。
自己脂肪由来幹細胞による点滴治療

加齢性変化とQOLの改善:幹細胞点滴の可能性
加齢による身体能力の低下やストレスへの脆弱性は、QOL(生活の質)を下げることがあります。しかし、点滴で投与された幹細胞は、体内の傷ついた場所に集まって炎症を抑え、組織を修復します。さらに、新しい細胞を作り出し新陳代謝を活発化させます。これにより、フレイルやプレフレイルといった加齢性変化の改善が期待できます。具体的には、歩行機能の改善、炎症の軽減、心臓機能の向上、ホルモン値や抗酸化能の改善などが挙げられます。幹細胞点滴は、加齢に伴う身体の衰えに多角的にアプローチし、QOL向上に貢献する可能性を秘めています。
幹細胞点滴と培養自己上清の組み合わせ治療

カスタマイズされた再生医療:幹細胞点滴と自己上清液の併用
LIBRA医院では、患者さま一人ひとりの症状やニーズに合わせ、カスタマイズされた独自の再生医療を提供しています。特に、幹細胞点滴治療と並行して、幹細胞を培養する際に得られる自己上清液(サイトカインを豊富に含む液体)を用いた点滴や点鼻治療も実施しています。これにより、身体の加齢性変化に対する改善効果をさらに高めることに努めています。
他の治療法との比較:幹細胞治療の優位性
フレイルについては、有酸素運動、カロリーサポート、ビタミンD補給など、様々な対策が研究されていますが、現時点で確立された特定の治療法はまだありません。これらの対策は費用が安く、体に負担がかからないという利点がある一方で、継続が難しいことや効果が持続しにくいといった課題があります。
一方、LIBRA医院で提供する自家脂肪由来幹細胞の静脈投与は、患者さまご自身の脂肪から採取した細胞を培養して数を増やし、静脈から投与する治療法です。この治療では、幹細胞が分泌する成長因子や細胞の活性化を介して、身体の加齢性変化(フレイルやプレフレイル)の改善を目指します。
ご自身の細胞を使うため、副作用のリスクが少なく、さらに幹細胞が炎症部位に集まる性質があるため、治療効果が長く続く可能性も期待できます。
リハビリとの組み合わせ治療

加齢による変化の一つである身体的フレイル(サルコペニア)は、筋肉量の減少に伴う筋力や運動機能の低下を指します。このサルコペニアの予防や回復には、運動リハビリテーションが非常に有効な手段と考えられています。
LIBRA医院では、この考えに基づき、再生医療に加えてリハビリテーションを組み合わせた治療もご提供しています。患者さまのニーズに合わせた様々な治療を選択いただける点が、当クリニックの大きな特徴の一つです。
