骨髄由来幹細胞点滴で神経変性疾患後遺症の改善が期待できます。

神経変性疾患の後遺症で、ご不便な思いをされていることと思います。再生医療は、神経変性疾患の後遺症の症状緩和に期待できる治療法です。一人で悩まずに、ぜひご相談ください。

神経変性疾患とは

神経変性疾患は、脳や脊髄にある特定の神経細胞が徐々に障害を受けて脱落してしまう病気の総称です。これにより、認知機能、運動機能、感覚機能などが低下します。代表的な神経変性疾患には、次のものがあります。

神経変性疾患の一例

  • アルツハイマー病
    認知機能が低下する病気で、記憶喪失などの症状が現れます。
  • パーキンソン病
    スムーズな運動ができなくなる病気で、震えや筋肉の硬直が特徴です。
  • 多発性硬化症 (MS)
    神経細胞の障害により、運動機能や感覚機能が低下します。
  • 筋萎縮性側索硬化症 (ALS)
    筋力が低下し、進行性の症状を引き起こす疾患です。

これらの病気は、原因がまだ完全には解明されていないため、治療法は限られています。しかし、早期発見と適切なケア、新しい治療法により、症状の改善や日常生活の維持が期待されています。再生医療は、自身の幹細胞を抽出して、増殖させて体内に戻す治療法です。投与された幹細胞や液性因子が障害された神経細胞を保護し、組織を修復することで、神経変性疾患の進行を抑制させる効果が期待できると考えられています。

当クリニックの脳卒中再生医療の特徴

リハビリと幹細胞点滴の組合せ治療

「自分自身を治そうとする力」が最も高まるのは、幹細胞点滴中または直後であることが分かっています。これは、体内に入った幹細胞は血流とともに損傷した部位に集まっていく(遊走する)ためです。そのため当クリニックでは、幹細胞点滴治療中にリハビリを同時に行うという当クリニック独自の脳卒中再生医療を行い、再生医療やリハビリの効果をさらに高めることに努めています。


骨髄由来間葉系幹細胞による点滴治療

現在、脳卒中再生医療に主に用いられている間葉系幹細胞は、「脊髄由来」と「脂肪由来」の二つです。脂肪由来の方が採取も培養も容易という利点はあるのですが、神経細胞へ分化する能力という点では骨髄由来の方が高いことが分かっています。逆に骨髄由来の間葉系幹細胞は、採取や培養に高い技術力が必要な半面、神経細胞へ分化する能力が高いため、当クリニックでは「骨髄由来間葉系幹細胞」を基本的に用いています。

神経変性疾患再生医療の期待できる効果

失われた細胞の回復

大量に培養した間葉系幹細胞を投与することで、損傷した組織や脊髄神経の再生を促す効果が期待できます。体内に投与された間葉系幹細胞は、神経や組織が損傷した部位に対し選択的に遊走し、血管や神経に分化することで再生・新生を促すことが分かっています。また間葉系幹細胞は、BDNFやGDNFなどのサイトカインを放出し、神経を保護する作用や抗炎症作用があることから、脊髄損傷後遺症の重症化を防ぐ効果や痛みや不快感の軽減も期待できるのです。

リハビリの効果を高める

幹細胞の投与によって「身体が再生しようとする力」が活性化された状態でリハビリを行うことで、リハビリの効果をさらに高めることが期待できます。当クリニックではリハビリ専門医監修による一人ひとりに最適なリハビリの組合せによる治療によって、再生医療の効果を最大限発揮できるような体制を整えています。
自己治癒力が高まっている状態でリハビリを行うことで、リハビリの効果をさらに高める効果が期待できます。

後遺症改善に期待できる具体的な効果

後遺症効果が期待できる主な症状
感覚障害・嗅覚障害、視覚障害、手足のしびれや麻痺
・物に触る触覚、冷たい、熱いと感じる温感
・自律神経障害
運動障害・四肢の震え(振戦)、筋肉のこわばり、麻痺
・呼吸障害、嚥下障害、歩行時のふらつき
排尿・排便障害・便秘、便失禁、尿失禁、尿閉
認知機能障害・記憶・見当識障害、判断力低下、実行機能障害
・失語、失行、失認障害
・うつ、行動・心理障害(妄想、徘徊など)